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どうも。ぐったりしてきているお米です。
とてもじゃないが賛同出来ない発言を目にしました。
日本はこの程度の「さざ波」。これで五輪中止とかいうと笑笑 pic.twitter.com/Q6JvZCOTUa
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) May 9, 2021
↑ぐったりの原因はこれ。
この書き込みには多くの批判が集まっていますが、1.4万件の「いいね」(これを書いている現在)を集めています。
肯定的な意味での「いいね」とは限りませんが、少なくともある程度の人がこの発言を肯定的に捉えているということです。
う~ん。。。
アーカイブ的な記事ですが、書いておきます。
こういう発言を忘れない為に。
内閣参謀参与 高橋洋一
東京大学理学部数学科を卒業した経済学者。
1980年に大蔵省(現 財務省)に入省。
2001年に発足した小泉純一郎内閣で、経済財政政策担当大臣 竹中平蔵(現 人材派遣業パソナの代表取締役会長)の補佐官になり、第一次安倍政権では内閣参事官に就任。
2012年には橋下徹市長の時大阪市特別顧問に就任。
2020年に菅内閣で内閣官房参与に就任。
華麗な経歴ですね。色んな意味で。
Wikipediaはこちら。
「さざ波」発言

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↑こちらの記事に、何のデータをもとにした書き込みか、そしてその問題点はどこにあるかが書かれています。
日本のコロナ感染者の死者が1万人以上になったこの状況で「さざ波」と発言したのは、批判を招いて当然です。
しかもこの記事で「見る指標が違えば状況も異なる」と指摘されています。
つまり、良いように捉えられる数値をもとにした発言ではないかと指摘されています。
(あと「笑笑」ってなんだろ。)
新型コロナウイルス感染判明者
そもそも。
感染判明者が多いというのは、検査数と一緒に語られなければならないと思います。
検査数が少ない場合と多い場合では、同じ感染判明者の数でも意味が異なります。
あと、感染判明者が多いというのは、必ずしも悲観的な捉え方だけではないと思います。
感染者が「わかる」ということは「治療できる」または「適切に隔離すれば広げることがない」ということで、検査をしないで感染者を「知らない」というのはこの逆で「治療の機会を逃す」または「感染させることを放置する」ことになるからです。
私が聞いた印象深い言葉を書いておきます。
「数字は嘘をつかないが 嘘つきは数字を使う」
まとめ

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この人、YouTubeチャンネルも持っていて、そこで「憲法改正しないで今のコロナ対策は非常に危険」という動画をあげています。
国のコロナ対策の不備を憲法のせいにするという、最悪な論法です。
個人的には「信用に値しない人間」です。
そんな人が、選挙で選ばれたわけではないが為政者に登用されて政権の中枢にいるということに、この国のヤバさがあると思います。
優れた部分もあるのでしょうが、人間の芯の部分に他者への想像力が乏しい人を登用するのは、政府は同じような思想を持った人の集まりなんじゃないかと疑わざるを得ないです。

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ということで。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
では!
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