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【イベントワクワク割www】一体どんなものなのか調べてみた話

なんとなく時事話
Photo by Patrick Tomasso on Unsplash

どうも。お米です。

新型コロナウイルスの流行によって、人流の増加が新規感染者数に直結することがわかってきた昨今。

にも拘わらず、一時期政府主導で『Go To トラベル』なんていう、感染を抑え込みたいという趣旨とは真逆なことをしていました。それにより(あとオリンピック開催の影響もあったと思われる)、夏には感染爆発を招き、多くの重症者、自宅放置による死亡者が出ました。あの時は狂ってましたね。。。

そして今。

オミクロン株の感染力の高さによって、夏以上の感染拡大を経験しました。一日の新規感染者数も死亡者数も夏を超えました。

さすがにもう『Go To トラベル』などという世迷言は言わなくなった政府。岸田首相に代わって本当~~~によかったですね。

そんな中、今度は景気対策として新しい施策『イベントワクワク割』というのを開始するそうです。

ん?あれ???というのを書きます。

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イベントワクワク割

経済産業省『イベントワクワク割』の特設ページです。

最初に『イベントワクワク割』とは何か?ということについて書かれています。抜粋します。

チケットの割引等により、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって甚大な影響を受けている文化芸術やスポーツに関するイベントの需要喚起を目的とした事業です。
また、ワクチン接種証明や検査証明などを活用した支援を行うことで、消費者が安心してイベントに参加できる環境を醸成していくとともに、文化芸術やスポーツに関するイベントに関わる方々に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策の定着を促すものです。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策の定着を促すもの」というのがあまりよくはわかりませんが、政府として個別に支援するのではなく、大きな枠組みを支援していこうという趣旨かと思われます。大きな枠組みを作れる、任せられる団体を支援、という言い方も出来るかもしれません。

基本的には若者の3回目接種を促すことが目的のようです。

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『Go To トラベル』との違い

今回の『イベントワクワク割』は『Go To トラベル』とは違った部分があります。

それは、、、

3回目ワクチン接種か陰性証明が必要

まず今回の『イベントワクワク割』適用になる人は、3回目のワクチン接種歴か、陰性の検査結果が必要になります。

ワクチン接種歴はどう証明するのか

接種後にマイナンバーカードと無料のアプリによって接種証明書が発行できるそうです。

詳しくはデジタル庁(びっくりするほど質素)の『新型コロナワクチン接種証明書アプリ』ページにて確認できます。

これが出来ない場合は、接種した病院でもらえる接種記録が代用できるようです。自治体窓口や郵送でも証明書の発行が出来るそうです。

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陰性の検査結果

医療機関、またはPCR検査場にて検査した結果陰性だった場合に証明書を発行できます。

無料のPCR検査場もありますが、それ以外は自費です。抗原検査でも発行できるようです。

保険適用の場合は5850円程度なようです。それ以外に医療機関の場合は初診料や再診料がかかるため、それ以上の金額が必要になるようです。

まぁ、検査した日が陰性なだけで、次の日や帰り道に感染する可能性もあるので、あまり意味があるようには思えませんけどね。

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旅行は対象外

旅行

Photo by Surface on Unsplash

今回の『イベントワクワク割』の対象は、音楽コンサート、スポーツ観戦、映画館、美術館、遊園地等。旅行や飲食のみは対象ではありません

ただし、日本国内での開催限定ですが、イベントの映像配信にも(チケット販売業者が今回の制度に登録している場合)割引が適用されるとのこと。これは新しい。

そもそも業者を支援することが目的の為、現場に行くか配信かは関係ない、どっちだっていいのかもしれませんが。

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少ない支援でやってる感

『イベントワクワク割』で政府が支援する金額は、チケット購入額の2割程度、かつ2000円が上限。イベント全体を支援するよりは政府は支援額を安く済ませられる。そんな思惑も透けて見えます。

ただ、イベンター業などは、支援というお金よりもイベントを開きたいという方もいて、そういった方にはこういう支援が合っているとも言えます。

もちろん感染対策が取れるイベントなんかは、支援しつつバンバンやってもらったほうが良いとは思います。

ただ、イベント自体は感染リスクが低くても、そこへ向かう途中や帰り道に使う公共交通機関はリスクがあると言えます。

この辺りについてどう考えるのかは、専門家会議等でしっかり議論されている、と信じたい。

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まとめ

『感染症対策と経済活動の両立』という言葉を聞くことがあります。

感染対策をしつつ経済をまわす、と言う場合に使われるわけですが、今の感染力が非常に高いオミクロン株の場合、その両立は本当に可能なのか。感染症対策をしっかりやり、その後経済をまわすという方がいいのではないか、と考えてしまいます。

感染症対策といっても、日本のような検査数が少ない上に感染が判明しても病院にも入れないようなのは対策出来ているとは言えないと思いますが。

最初『イベントワクワク割』というネーミングが引っ掛かりましたが、それ以外も考えてみると悩むところが多いですね。いずれにしても、人流が増えれば感染者も増えるわけですから。

と言うことで終わります。

読んでいただいた方、ありがとうございます。

ではまた。

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