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【オミクロン変異株への対応】言い方が違うだけで自宅放置復活か?話

なんとなく時事話
Photo by Tierra Mallorca on Unsplash

どうも。お米です。

新型コロナウイルスの新規感染判明者数が少ない状況で迎えた年末年始。

テレビやSNSを見ても、個人的な感覚としても、街中の人手は多めな印象です。

新年からの感染判明者は、医療機関が休みの場所も多い中なのでイマイチ比較してもいいのかわかりませんが、前週から増加傾向のようです。

そんな中、岸田文雄首相の発言に「あれ?」というふうになったので、それを紹介します。

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岸田首相「現在の取り組みを見直す」

毎日新聞さんの記事です。

岸田文雄首相は4日、三重県伊勢市での記者会見で、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の対応について、「自治体の判断で、陽性者を全員入院、濃厚接触者を全員宿泊施設待機としている現在の取り組みを見直す」と述べた。

何故三重に?と思い首相動静を確認したら、三重県伊勢市にある伊勢神宮へ参拝しに行ったようですね。自費、ですよねきっと。

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毎年終戦時期になると、靖国神社の参拝が問題になるんですが、その時に必ずといっていいほど出る言葉に「政教分離」と言う言葉がありますが、こういう参拝はどうなるんでしょうか。個人としてなら宗教信仰の自由として「アリ」なんでしょうが、政治家、しかも総理大臣ですからね。。。

自宅療養(放置)復活か?

病院のベッド

Photo by Adhy Savala on Unsplash

先ほどの岸田首相の発言で気になるのは、「陽性者を全員入院、濃厚接触者を全員宿泊施設待機としている現在の取り組みを見直す」という部分です。

額面通り受け取れば、自宅療養の復活(私は自宅放置だと思っています)を示唆する発言と思われます。

マイクロフォン

https://pixabay.com/users/goranmx-168090/

岸田首相は2021年9月に行われた自民党総裁選で、コロナ対策について「医療難民ゼロ」を掲げていました。これは、自宅放置によって亡くなった方が出たことに対しての問題意識から生まれたものだと思われますし、その後首相になり「第6波」に備えて病床の確保(夏の感染爆発時よりも約3割増)を掲げていました。

これを言い出したのは、病床確保が間に合わない、ということなのか、それともコロナ療養用ホテルを確保することが出来ないということなのか、それとも野戦病院について忘れてしまった、またはやる気がないのか。

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自宅療養(自宅放置)の問題点

夏の感染爆発時に、自宅で亡くなる方が多く出たのは記憶に新しいところ。この事実から考えても、自宅療養は危険なものであることがわかります。その時に言われていた問題点は、自宅療養者は医療を受けるまでに時間がかかる、または受けることが出来ないというものです。

新型コロナウイルス患者は、突然容体が急変することがあります。その場合自宅療養者は、自分で連絡することが困難になります。呼吸器がやられて咳が止まらなくなれば、息をするのもままなりません。感染を広げる可能性があるため知人や親も呼べません。苦しい中自分で連絡出来たとしても、最初に連絡する場所が保健所になっていた場合(すべての連絡が保健所始まりだった)、感染爆発時は繋がらないことがある。保健所が無理そうだから救急車を呼ぶ、という機転を効かせることが出来ればいいですが、苦しい中そういう冷静な判断をどれだけの人がすることが出来るのか。

自宅療養じゃなければ助かった命があったのでは、というのはどうしても考えてしまいます。

まとめ

Photo by Alex Boyd on Unsplash

もちろん、前回の感染爆発時とは状況は違います。

多くの方がワクチン接種をしているし、今デルタ株から置き換わると言われているオミクロン変異株は「既存株より重症化しにくい」とも言われています。ただ、まだ分かっていない、とも言われています。

全員宿泊施設待機」から改めるとなると、当然自宅放置組も出る、ということになります。

数で見れば1人や2人の死者は少ないのかもしれませんが、命が失われていくことへの危機感を政治家は持ってもらいたいものです。

ということで終わります。

ではまた。

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