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【人権問題】日本で一時失踪したウガンダ選手のその後話

なんとなく時事話
Photo by Sam Balye on Unsplash

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はじめに

どうも。お米です。

連日選手の活躍がどんなニュースよりも重要かのように報道される東京オリンピック。

しかも、せっかく世界の凄い選手が来ているのに、ニュースになると日本選手中心のダイジェストなの、もったいない気がするんですけど。

そんな中、開会前最初のほうで話題になった来日後失踪したウガンダの重量挙げ代表のジュリアス・セチトレコ選手。

続報が入ってきましたので、それについて書きます。

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帰国後警察に拘束

Klaus HausmannによるPixabay からの画像

セチトレコ選手が帰国後、警察に拘束されてしまったそうです。

ウガンダ当局は、「詐欺」容疑で取り調べを受けるため拘束しているとし、「セチトレコにはそもそも代表団に入る資格がなかったと聞いている。よって警察は、代表団に加わった経緯や彼の行動の背後にいる人物について明らかにしようとしている」とのこと。

事情に詳しくはないのでそんないい加減なことは言えませんが、日本に代表団として加えられて来日させた後に「代表団に入る資格がなかった」とはどういうことなのか。

もしや詐欺容疑という理由は後付けじゃないですか?

日本の人権意識の低さ

セチトレコ選手は、来日後、世界ランキングの変動で出場資格を失い、自分だけ帰国することが決まり、キャンプ地の大阪府泉佐野市から失踪。その後名古屋で見つかり、警察に「保護」されました。

ウガンダはかなり国として「貧しい」ようで、五輪出場選手といえどそんなに生活は安定していないようです。

ウガンダの外相は今回の失踪問題について「受け入れがたい行為であり裏切りだ」と批判しています。

権力者側がこういう発言をしている国で、問題を起こし帰国したセチトレコ選手の処遇が彼にとってプラスになるとは到底思えません。

このブログで何度か紹介している「ノンルフールマン原則」に照らし合わせれば、今回の日本側の対応、問題がなかったのか、のちのち国際社会から問われかねないと思います。

日本で「保護」したとき、本人は難民申請を希望していたのに、弁護士を交えること無くただ引き渡してしまった。

この日本側の対応は、人権意識の低さ難民申請という選択肢がそもそも無いせいで、こういう判断になってしまっているんだと思われます。

まとめ

Photo by Ahmed Adly on Unsplash

今、色んな意味で注目が集まっている日本。

国際社会が見ています。

本当に良くないですよ。マジで。

ということで。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

では。

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