
Photo by Tobias Tullius on Unsplash
はじめに
どうも。お米です。
一時期は観光立国化への道を進もうとしていた日本。
オリンピック開催も、日本の良い部分を世界へ知ってもらう為のイベント、という考えは当初あったように思います。
(実際国が見せたい日本と、海外の方が見に行きたいと思う日本は違う部分がありますが)
今はコロナ禍により、観光立国として外貨に頼りすぎるリスクが広く知れ渡ったように思います。
(未だにカジノを作ろうとしている勢力もいるようですが)
そんな多くの外国人を迎え入れようとしていた日本ですが、そんな資格があるのか?と疑問を持たざるを得ないニュースが、スリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんに関する一連の報道。
新しいニュースが出てきましたので、これについて書きます。
本当にどれも酷いです。
監視カメラの映像を家族に公開

https://pixabay.com/users/publicdomainpictures-14/
名古屋出入国在留管理局で収容中に亡くなったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん。
家族は前々から監視カメラの映像の公開を求めていましたが、12日にようやく監視カメラ映像の一部(実際は2週間分の映像があるようです)が、入管側が編集した2時間分が遺族にだけ公開されました。
弁護士の同席は入管側が認めませんでした。
かなり衝撃的な映像だったらしく、それを観たウィシュマさんの妹ワヨミさんは気分が悪くなってしまったそうです。
何故編集された映像なのか。恐らく報告書と整合性が取れる部分だけを編集したと考えるのが自然です。それと同時に、残りの部分ではさらに酷い映像なのかも、との想像もできます。
遺族が求めているのだから、映像はすべて開示すべきだし、弁護士の同席を認めるべきです。
記事内にある映像、遺族の姿に心が締め付けられます。
入管からの開示文書 すべて黒塗り

Photo by Егор Камелев on Unsplash
「弁護団は、5月に文書の開示請求を行い、8月2日に開示され費用は約16万円だった。9割超が看守勤務日誌で、他に面会簿や診療情報なども出されたが、全て黒塗りだった。」
壁一面に貼られた黒塗りの文書、なかなか衝撃的な絵です。
ほぼ黒塗りの文書から情報を読み取ることは皆無。しかし費用は請求されるという。
これが家族を殺した入管側がする遺族への対応??
とても信じられません。人の心がないようです。
この対応で、入管側も終わるとは思っていないと思います。では何故か。恐らく今年中に必ずある選挙と無関係ではありません。
指宿昭一弁護士の「真っ黒な文書は入管の闇を示す」との言葉は非常に重い。
まとめ

Photo by Tingey Injury Law Firm on Unsplash
今回のオリンピックにより日本の現状が世界に知れ渡ったのは、いい機会です。
日本は自分たちで変わることが出来ない悲しい国です。
それは歴史が証明しています。
そしてこの入管のニュースも、一時は英文のニュースになりました。
ただ、外圧だけに任せていたら、それも情けない話。
是非とも国民が協力してこの入管の不誠実な対応を正していきたいものです。
ということで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
では。
コメント