どうも。字が読めます!お米です!
ある動画を見まして。
本棚を捨てるべき!というやつです。
↑これです。
確かに我が家もそれなりに本があって本棚があって、部屋を狭めているのは確か。
しかも、買って満足してしまっているタイプの本もあると自覚しています。
なんでいつか減らせればなぁなんて考えたり考えてなかったりしていたんです。
が、この動画を観て「あ、確かに。」と納得してしまったんで、こりゃやるしかないなと。
ただここで自分の中のケチ、おちょこな部分が出てきまして。
「処分する前に読まなきゃもったいない!」
そう思って読み始めた本がこちら。
いつ買ったか覚えてないですが、多分前にラジオで紹介されていたのを聴いて買ったはず。
で、まだ途中ですが、この本なかなか凄まじいです。
ざっくりと紹介してみたいと思います。
国境なき医師団とは?

Photo by Hush Naidoo on Unsplash
聞いたこともない、聞いたことはあるけどよくは知らないという方へざっくり説明します。
緊急医療援助のみならず、証言活動というものがあり、医療活動を通じて浮かび上がった問題を政府やメディアに発信し、「独立・中立・公平」の三大原則のもと、難民や患者のために様々な活動をしています。
主な活動

Photo by National Cancer Institute on Unsplash
紛争地、難民キャンプ、病院や薬がない地域、自然災害の起きた場所等へ行き、患者の治療、性暴力が蔓延している地域での啓発活動、分娩介助、メンタルケア等、「治療」が必要な人がいる場所で活動しているそうです。
主な活動地域は、アフリカ、中東、アジア、ヨーロッパ、中南米等。
構成されるスタッフは医療スタッフのみならず、非医療スタッフもいます。
非医療スタッフには、ロジスティシャン(物流管理)、アドミニストレーター(お金、人材等の管理)、水・衛生管理専門家、建築士、プロジェクト責任者、活動責任者などだそうです。
非医療スタッフがいるというのは驚きましたが、様々な環境で行われる活動を円滑に進めるため、患者の治療に何が必要かよく考えれば当然という気もします。
現地ルポが凄まじい

Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash
この本で書かれている場所(つまり筆者せいこうさんが実際に行った場所)でのお話が凄まじいです。
場所はハイチ、ギリシャ、フィリピン、ウガンダ、南スーダン。
詳しくは読んでいただきたいです。
共通して言えるのは、様々な状況下でも「被害」に遭う方の多くが女性であり老人であり子供である点です。
非常に読んでいてツライ気持ちになります。
でも、これは近くはないけど現実に起きていることです。
じゃあ自分に何が出来る?

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この本のおわりに、こんなことが書かれています。
「この本はMSF(国境なき医師団)の一員になるためのハウツー本企画として」作られた本だそうです。
MSFは活動資金の95%を民間からの寄付でまかなっています。
個人の寄付に頼ることによって、活動の独立性を担保しています。
国や国際機関、特定の団体に頼らないことで干渉を受けず、救うべき人を救うために。
私も少額ですが、毎月寄付しています。
こうして末席ではありますが、自分も大きな意味で言えばMSFの一員。
ほんの少しの行動ですが、それが確実に誰かの命を救っている。
そんなことを思う今日この頃。
では!
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