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どうも。お米です。
戦争は、本当に無くなって欲しいものです。
よく「戦争にビビっているのは平和ボケしているからだ」という趣旨の発言をする人がいますが、むしろ戦争することを選択肢にいれている人のほうが平和ボケしていると思います。そんなこと言って平気な人間は、戦争がどんなものかわかってない人か、戦争が起きても自分は命を賭ける心配が無い人だけでしょう。
なので、戦争が終わることに反対するような人ってそんなにはいないと思っていたんですが、我が国の首相が嫌がるとは。。。
ということで、これについて書いてみます。
朝鮮戦争の終結に難色

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共同通信社さんの記事です。
『日米韓3カ国が先月ワシントンで開いた岸田政権発足後初の高官協議で、北朝鮮との信頼醸成措置として休戦状態の朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言を望む韓国に対し、日本が「時期尚早」として難色を示したことが5日分かった。』
韓国と北朝鮮が未だに戦争状態なことを知らない方もいるかもしれませんが、今この2国は「休戦状態」であり、まだ「終戦」はしていません。だからこそ38度線があり続けているわけです。
戦争が終わることは良いことなように思うんですが、何故岸田首相は「難色」を示したんでしょうか。
この記事では、『北朝鮮がミサイル実験を繰り返し、核兵器開発と日本人拉致問題で解決への道筋が見えない中、岸田政権は融和ムードだけが拡大することを警戒した』と書いてありますが、これって本心なんでしょうか?
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調べても出てこない

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ネットで調べてもその辺について詳しく書いてある記事が出てきません。これからなのかな。
もしかしたら岸田首相の考えを強く反映した「難色」なのか?
第2次安倍晋三内閣で外務大臣を経験している岸田氏。それまで外交問題に関わったことがない岸田氏が外務大臣に登用された理由はイマイチ釈然としません。単なるポストとして安倍晋三氏に頂いた形なんでしょうか。
ただ、それでも外務大臣として数年は実務経験がある方なので、朝鮮戦争が終戦ではなく休戦であるほうが都合がいい理由でもあるということなんでしょうか。
戦争が終わらないほうがいい理由なんかあるのかな?無い気がしますが。
先ほどの記事にあった『融和ムードだけが拡大することを警戒した』とした部分に真意があるんでしょうか。
もしかしてこれまでずっと続けてきて何の成果もなかった「圧力」が効果あると思っているのでしょうか。それとも仲悪いほうが都合がいいとか。
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北朝鮮も終戦に反対している

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NHKさんの記事です。
『韓国のムン・ジェイン大統領が朝鮮半島の平和のためには朝鮮戦争の終戦宣言を行うべきだと提案したのに対して、北朝鮮外務省は「時期尚早だ。アメリカの敵視政策が変わらなければ、何も変わらない」として、終戦宣言には応じないとする立場を強調しました。』
北朝鮮は「アメリカが自分の見方を変えなければ終戦しても意味がない」と言っているそうです。
日本とは理由は違いますが、「終戦に今はしたくない」という点において意見は一致してますね。
まとめ

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戦争が終わるのならそれは「良いこと」だと思っていましたが、それぞれの立場によっては「良いこと」だとは限らないということのようです。
北朝鮮の考え方から思うのは「終戦宣言したらアメリカさん手を引いてくれません?」という交渉を少しずつ進められれば、のちのちは終戦宣言にOK出そうな気はしますが、問題は日本ですね。
「仲が悪いことを利用したい」以外の理由が傍から見てもイマイチ見当たらない。あるとすれば、ずっと続けて結果が出ていない「圧力」がまだ効くと思っている、頭が固い、堅物って場合ぐらいです。
もしかして日本は朝鮮半島の平和を望んでない???
ということで終わります。
ではまた。
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