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はじめに
どうも。お米です。
日本ではまだまだのワクチン接種ですが、海外では国民全体に対してかなりの割合で2回接種が済んでいる国や地域があります。
その地域ではCOVID-19との戦いが済んだのか?というと、答えはNO。
ワクチン接種が済みつつある地域でも感染拡大しているようです。
その要因として「デルタ株」の存在があります。
日本でも感染者が増えた原因として「デルタ株」の存在について、先日の記者会見で分科会の尾身会長も触れていましたが、それについての興味深い記事があったので、それについて書きます。
COVID-19変異種「デルタ株」

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「デルタ株による感染は、非変異ウイルスによる感染の代表的な特徴である嗅覚・味覚障害症状が少ない。その代わりに、発熱、頭痛、咽喉痛、鼻水、せきなど一般症状がさらに多い」と記述があります。
より通常の風邪症状に近いようですね。
そして感染力は「従来の非変異ウイルスの2.7倍」と言われているようです。
世界的な流行がこの「デルタ株」による影響が大きいようです。
分科会の尾身会長「7月から9月にかけては日本のコロナ対策の取り組みの中でも最も重要な時期の1つだと思う。これから夏休みやお盆、さらにオリンピック・パラリンピックがあり、首都圏での感染が拡大している中、それが他の地域に感染を拡大させる懸念がある」
オリパラなぁ。。。
ワクチン接種者がCOVID-19を広げている?
なんとも考えさせられる記事です。
ワクチン接種した人は重症化リスクが下がった、またはもう感染しないと勘違いすることで自由に動き回るが、感染力の強いデルタ株により、軽症、または無症状で動き回ることで感染を拡大させてしまう可能性があるという記事です。
そして、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)のガイドラインでは、「ワクチン接種を済ませた人には症状がない限り原則検査は行わない」となっているため、ワクチン接種済みの感染者を「恐らく大量に見逃しているだろう」とのコメントが載っています。
ワクチンの効果として「重症化や死亡を高い確率で予防していることは明らか」なようですが、感染しないわけではありません。
ワクチン接種が進んだことによりマスクの着用を止めた人が出たことも、デルタ株の感染力に拍車をかけてしまったようです。
「ワクチン接種が唯一の解決策」というものを完全に否定しているといってもいいのではないでしょうか。
私は何度も書いていますが、ワクチンも大事だけど、検査し陽性ならきっちり隔離するのも非常に大事だということです。
現時点でも検査の拡充が進んでいない上にワクチン接種もこれからという日本は、今からでもしっかりと検査の拡充を行い、「誰でも」「いつでも」「何度でも」検査できる体制を作らないと感染拡大は何度でも繰り返してしまうのでは。「日曜は病院がやっていないから」という理由で検査数が減る、なんてのは改めるべきです。
まとめ

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ワクチン接種が済んでもまだまだマスクが手放せないようです。
これから本格的に暑い季節が来ますし、マスクなんてしゃらくせぇ!となってしまいがちですが、(周りに誰もいない屋外では必要ないかもしれませんが)まだまだマスクとの付き合いは続きそうです。
COVID-19にも熱中症にも気を付けていきましょう。

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ということで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
では。
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