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【新型コロナウイルス】飲み薬開発!は良いとして「承認前」なのに100万人分購入っておかしくない??話

薬 錠剤 なんとなく時事話
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薬 錠剤

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どうも。お米です。

世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。特に最近は、既存株よりも感染力が高いオミクロン株の登場により、これまで以上の感染者が世界中で発生しています。それに比例して死亡者も多数。まだまだ収束には程遠いと言わざるを得ないのが現状。

当然ですが、日本も例外ではありません。連日のように感染者数が多く出た上に、それに比例して死亡者も増えていました。にもかかわらず、感染者の減少(微減)医療逼迫の解消(自宅放置は継続)を理由に、日本国内に発出されていたまん延防止等重点措置が全面的に解除されました。

そんな中、気になるニュースが。

日本の大阪に本社がある塩野義製薬で、新型コロナウイルスの飲み薬が開発されたそうです。

画期的ではありますが、まだ未承認。にも関わらず政府が100万人分の購入を決めたそう。

この感じなんだろ?何かにおいます。そんな気がします。

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塩野義(シオノギ)製薬とは

塩野義製薬(シオノギ製薬)は、1878年(明治11年)に創業された薬種問屋から始まった創薬型製薬企業。

現在の本社は大阪市中央区道修町にあり、主な事業内容は医薬品、臨床検査薬・機器の研究、開発、製造、販売など。

株価は2022年3月25日だと1株当たり7904円。決算月が3月。1株あたりの年間配当額は2022年3月期で110円を予定しているようです。100株(約790,400円)持っていれば11,000円。1000株(約7904,000円)持っていれば110,000円。

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承認前に100万人分購入???

NHKさんの記事です。

大阪に本社がある「塩野義製薬」が開発する新型コロナの飲み薬について、後藤厚生労働大臣は記者会見で、薬事承認が行われることを前提に、100万人分を購入することで基本合意したと発表しました。
塩野義製薬は、新型コロナウイルスの軽症者用の飲み薬の開発を進めていて、2月、国内の製薬会社が開発する初めての飲み薬として厚生労働省に薬事承認を申請しました。

他の記事で「承認後購入」というのもありましたが、こちらは大臣の発言ですのでこちらの方が政府の意向に近いのではないか、ということでこちらの記事をとりあげました。

承認前にもかかわらず購入を約束するというのは、どういうことなんでしょうか?もしかしたら効果のない薬に税金が使われる可能性があるってことですもんね。

やめて欲しい。。。

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思い出す過去の出来事(うがい薬)

かえる 喉

Photo by David Clode on Unsplash

承認前の購入とみた時に違和感を感じました。その違和感の原因は、これは株価に影響が出るんじゃないか?というところ。

前例があります。それは、うがい薬です。

朝日新聞の記事です。

大阪府の吉村洋文知事が、「ポピドンヨードを含むうがい薬で新型コロナウイルスの陽性率が下がる」という記者会見をしました。

結果、「ほぼ意味がない」(うがいすれば喉にいたウイルスが減るのは当然)ということだったんですが、この記者会見によりポピドンヨードを含むうがい薬を扱う会社の株価が軒並み上昇するということが起きました。

産経Bizの記事です。

権力者が何か特定の商品を取り上げることにより株価が右往左往する。インサイダー取引疑惑が出るのは当然です。

実際アナウンスする権力者が株を買っていなければ問題ないと思いますが、そういう発表に至るまでに何人かは知ることができるわけで、絶対に防ぐというのは難しいと思います。それこそ個人の倫理観に任せるしかない。それだけお金にはチカラがありますから。

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まとめ

自分達を縛る法律を自分達で作るという仕組み自体、性善説に立っているように思えますが、だからこそ選挙で投票権を持つ者がしっかり見定めて候補者に投票しなければいけないわけです。多くの人が関心が無い、低い投票率で選ばれた政治家、どれだけ関心のない人たちのための政治をしてくれるものでしょうか。

私個人としては、今回の政府の「未承認前の薬購入決定」が良いことだとは思いません。

ということで終わります。

ではまた。

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