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【新型コロナウイルス】飲食店対策はどれくらい効果があったのか?話

なんとなく時事話
https://www.pakutaso.com/20181202340post-18879.html

https://www.pakutaso.com/20181202340post-18879.html

どうも。お米です。

連日、全国的に新型コロナウイルスの新規感染判明者が多く確認されている状態です。

私の住む東京都の場合、12月26日は43人だったのが、二週間後の1月9日には1223人の新規感染判明者が出ています。(医療機関がやっていそうな期間で比べてみました)

そんな中、東京都ではまん延防止措置も出ていない(出していない)のに、飲食店にまた制限を依頼するようです。

そもそもそれ効果あったのか?という検証はあったのか?

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飲食店での会食 8人以内から再び4人以内へ

Photo by Billy Huynh on Unsplash

東京新聞さんの記事です。

新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の急拡大を受け、東京都は7日、対策本部会議を開き、緊急対策を決めた。会食の人数を1グループ8人までとするよう求めていた飲食店への依頼を11日から「4人以内」に強化。医療機関に要請する入院患者向けの確保病床数を最大レベルの6891床に引き上げ、医療提供体制を強化する。

この「飲食店への依頼」という部分、「依頼」は、人にたのむこと、という意味。

ちなみに他のメディアでは「対策を強化」や「強い要請」という表現ですね。

ちなみに過去は「要請」だった気がします。「要請」の意味は、願い出て求めること。「要請」のほうが「依頼」よりも下からな、「お願い」している感じがします。ただ、「強い」が付いた場合、声が大きくなるような、矛盾した印象になります。



会食4人以内 その根拠は?

https://pixabay.com/users/geralt-9301/

そもそも「会食4人以内」はどの程度意味のあることなんでしょうか。

NHKさんの記事です。2020年12月の記事です。

最初は、当時の首相であった菅義偉氏が「会食する場合は原則4人以下」と政府が呼びかけていたにも関わらず8人で会食していたことが取り上げられている記事ですが、そもそも何故4人以下なのか?について内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室の担当者の言葉が載っています。

簡単に言えば「科学的根拠はない」ということのようです。

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感染が落ち着いていた時にやるべきだったことが出来なかった理由を邪推してみた

今回の「会食4人以内」への変更って、科学的根拠はないけど示すことで基準を作る、という単なる間違ったリーダーシップの発揮という感じです。少し前には感染が落ち着いていた時期があったのだから、そこで前やった対応が妥当だったかを話し合うべきだったんですが、それをしなかった。いや、出来なかったのかもしれません。

その当時はなかったかもしれない科学的根拠は、コロナ禍を経てデータを集められたはずです。そうすれば、科学的根拠に繋げることが出来ます。それを元に、「会食4人以内」も「夜間の営業停止」も意味があったのかを議論する余地があったはずです。

ただ、そのデータを得るために必要な「検査」が、足りていなかったんだと思います。

日本では感染拡大に伴い、濃厚接触者の範囲を狭めて(不織布マスクをしていれば濃厚接触者じゃない、とか)、医療崩壊を防ごうとしました。矛盾したことのようにも思えますが、実際にそういう流れになりました。

その結果、無症状感染者を補足することが出来ず、更なる感染拡大に繋げてしまい、結果として自宅放置で亡くなる人を出してしまった、つまりは医療崩壊を招いてしまったわけですが、検査人数を絞ったことで、データを集めるチャンスをも失ったと言えます。

それだけが正しい方向を向くことが出来ない理由ではないですが、データを分析することが出来れば、そもそもその対策が正しかったのか、それとも間違っていたのか、判断することが出来たはずなんです。



まとめ

正しいデータがないので、正しい分析が出来ず、正しい結論を導き出すことが出来ない。

今回のコロナ禍のみならず、日本ではお家芸のようにこういう構図が繰り返されています。

データの破棄ももってのほかです。今のデータは、未来の人の為でもあるんですから。

こういう姿勢が変わらない限り、これからも続くコロナ禍で常に間違い続けるし、それによって犠牲者が出てくることになるのかと思うと、かなり先行き不安です。本当に嫌になります。

ということで、終わります。ではまた。

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