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どうも。東京オリパラウォッチャーのお米です。
いや、東京オリパラの悲喜こもごもウォッチャーのお米です。
あ、今のところ悲喜の喜は無いかもしれませんね。
今日も色々なニュースが溢れています。
そんな中、気になったニュースをまとめてみようと思います。
まとめていると、前向きなニュースがほぼ無いのが五輪関連ですね。
「五輪より国民の命」という菅首相

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「国民の命と健康を守るのは私の責務だ。五輪を優先させることはない」と、今月1日の参院厚生労働委員会で質問に答えた菅首相。
そして続けて「選手や大会関係者の感染対策をしっかり講じた上で、国民の命と健康を守ることが開催の前提だ」と。
毎回、こういう時におっしゃる「国民」に自分が含まれているのかなぁ?と疑問に思います。
少なくとも、「選手や大会関係者」よりも感染対策が甘いのがそれ以外の「国民」となっているのが現状。
五輪においては「選手や大会関係者」が優先される「国民」ですが、それが終われば、違った人が優先されるのかもしれません。
ということは?権力者の都合で優先される「国民」が決まるということになりませんか?
平等とは言い難い状況です。
尾身会長には、そもそも現政権は「国民」を平等には扱うつもりがない前提で考えなくてはいけないし、そう考えれば五輪を「何のためにやるか」わかるかもしれませんね。
「何のためにやるか」菅首相は答えている

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尾身会長が「こういう状況の中でいったい何のためにやるのか目的が明らかになっていない」と2日の衆院厚生労働委員会でおっしゃいました。
これに関しては、菅首相は「何のためにやるか」先日の記者会見でおっしゃってましたね。
「国民の皆さんに勇気と希望を与える」ためだと。
「国民の命と健康を守るのは私の責務だ。五輪を優先させることはない」とは矛盾しない解釈をすることができます。
「国民」に「勇気と希望を与える」ために五輪を開催するのだと。
開催中止が選択肢に上がらないのは、こういうことではないでしょうか。
「国民」の気持ち

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「国民」の気持ちを数カ月連続で聞いたのをまとめた記事です。
感染者数が増えれば、中止、または再延期の数値が上がる。
直近5月の調査では、開催(14%)、再延期(40%)、中止(43%)です。
これが私も含む「国民」の気持ちだと思うんですが、菅首相が想定している「国民」の気持ちではないのかもしれません。
だって、今開催されて「勇気と希望を」得られる人が「国民」なんです。
なんかとんちみたいだな。。。
今「勇気と希望を」得られる人って、感染の心配もないし収入の心配もない人でしょうね。
んー、例えば政治家とか?
まとめ

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ということで、尾身会長の疑問をヒントに、菅首相の気持ちを推論してみました。
「なぜやるのかが明確になって初めて市民はそれならこの特別な状況を乗り越えよう、協力しようという気になる。国がはっきりとしたビジョンと理由を述べることが重要だ」と尾身会長もおっしゃっていました。
国のビジョンがはっきりすれば、私も「国民」の仲間入りができるかもしれません。
ただ、「勇気と希望」じゃあ弱いんだよなぁ。

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ここまで読んでいただきありがとうございました。
では。
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