どうも。お米です。
私も愛用している通信回線『楽天モバイル』。
月1GBまで無料、たくさん使った場合も上限3278円税込(楽天回線エリア内なら)、通話料も無料(専用アプリ経由なら)、と、料金面では凄まじいメリットがある通信回線です。
が、唯一の欠点が、繋がりにくい場所があるというところです。
その楽天モバイルが、4Gの人口カバー率が96%に達したそうです。非常にめでたい!
これで日本中ほぼどこでも繋がる!ただし注意点もある!
というわけで、メイン回線として使い続けて約1年になる私の見解を書いてみます。
楽天モバイル 人口カバー率96%達成

Photo by Shubham Dhage on Unsplash
楽天モバイル公式HPです。
『楽天モバイル株式会社(以下「楽天モバイル」)は、楽天回線エリアの4G人口カバー率が2022年2月4日に96%に到達したことをお知らせします。総務省より2018年4月に認定を受けた「第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画(1.7GHz帯周波数)」で予定していた「人口カバー率96%の到達」を2026年3月末(2025年度末)から約4年前倒しで達成しました。』
なんと、4年も前倒しして目標達成しました!素晴らしいですね。
画像で示されていますが、2020年4月には23.4%だったのが、2022年2月に96%になりました。相当の労力と資金がかかったと思います。
とりあえずおめでとうございます!そして利用者の一人として、ありがとうございます!
注意しておきたい点

Photo by Diana Polekhina on Unsplash
基本的には前よりも繋がりやすくなった楽天モバイルですが、それでも注意しておきたい点もあります。
残りの4%部分は繋がらない

Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash
当たり前のことですが、まだ開通していない地域もあります。残り4%の地域に住んでいない人も、旅行等で行く場所がそれにあたる可能性は十分あります。(とはいえこれは他の携帯会社にも言えますが)
例えば。
私の親戚が住む場所は山間部。かなりの田舎です。数年前に行った時はまだ私は楽天モバイルではなかったんですが、その時保有していたdocomoとsoftbank回線は、国道のある側の部屋は繋がるけど、奥に行くと繋がらない状態でした。そんな場所なので、今田舎に行った場合、通信が遮断される可能性があります。楽天モバイル公式HPで現在の通信エリアを確認したところ、前はauローミング地域、今は繋がらない地域のようです。
キャンプ場などはWi-Fiが完備されていたりしますので問題ないかもしれませんが、あまり人がいない場所に行く機会がある場合は楽天モバイルのみで行くのは注意が必要です。
建物内は繋がりにくい場所がある
屋外では多くの場所で繋がりやすくなっているはずですが、建物内が繋がりにくさを感じることは今でもあります。最近も経験済です。それは、楽天モバイルがまだ建物内に強い「プラチナバンド」という回線を割り当てられていないから。
前にも書きましたが、今あるプラチナバンドの電波帯は他の通信会社にすべて割り当てられているため、どこかがライバル企業である楽天モバイルに譲るか、総務省が再割り当てをするしかありません。
今以上に5Gが普及していれば必要ないのかもしれませんが(5Gは雨に弱いという話もある)、まだまだ4Gは主流の通信電波帯。
ということで、屋内等での繋がりにくさは、軽減はすれど無くなりはしていません。
ただ、電波の割り当ては楽天モバイルの努力だけでどうにかなるものでもないのも事実。利用者が増えればそれを理由に今よりも電波の再配分話を進める推進力にはなるかもしれません。
いずれにしても、繋がらない&繋がりにくい場所は、他社キャリアよりも多く存在しますのでご注意を。
マンションは繋がりにくい場合がある
私も良く観るガジェット系YOUTUBERのワタナベカズマサさんの動画です。
動画の中で楽天モバイルを辞めようとしている理由として「今まではauローミングで繋がっていたが、楽天回線になったら繋がりにくくなった(通信速度が落ちた)」と言っています。
この場所(自宅なのか作業場なのか)は元々楽天回線が繋がらず、au回線(楽天モバイルは自社回線が整うまでau回線を間借りしていた)で繋がっていたようですが、そのau回線が無くなり楽天回線になったら、通信速度が大幅に落ちてしまったとのことです。
動画内でもおっしゃってますが、この場所はマンションらしいので、楽天回線が開通したとしても、プラチナバンドを持たない楽天モバイルでは満足いく通信速度が出ない場合があります。実際、過去には東京都内で楽天回線エリアだった方でも、マンションの高層階だから繋がりにくいという話もありました。
初めての契約ならプラン料金3カ月分無料キャンペーンが終了

Photo by Markus Spiske on Unsplash
楽天モバイルが行っていた、初契約の場合1回線目はプラン料金3カ月無料のキャンペーンが2022年2月8日で終了してしまいます。
このキャンペーンを受けたい方は急ぐ必要がありますが、通信インフラは多くの現代人には必要不可欠なもの。慌てて契約して後悔するよりも、じっくり考えて契約することをオススメします。ただこれは、メイン回線を乗り換える場合はです。
私はメイン回線を楽天モバイルに乗り換えていますが、多くの人にとってその選択が良いことになるとは限りません。ただサブ回線、メインとは別にもう一回線持ってみる、試しに使ってみたい人は気軽な気持ちで契約しても良いと思います。(デュアルsim運用する人も注意が必要)
3カ月無料のキャンペーンが終わったからといって、1回線目が1GBまで無料なのは続きます。そしてその電話番号を楽天LINKアプリ経由で電話をかければ通話料無料です。「1GBまで無料」そして「通話料無料」、この2つのことを考えても、楽天モバイルの電波圏内に生活圏がある人は契約する価値が十分にあると思います。試しに契約してみて使わなければ解約すればいいわけですから。
結論:以前として注意は必要

Photo by Hassan OUAJBIR on Unsplash
今回の人口カバー率96%の達成は、良いことでありますが、他の大手携帯3社にはまだ追い付いていない数字。これはいわゆる通過点です。
個人的には、住んでいる地域は楽天エリア内ですので、建物内での繋がりにくさを解消してもらえるほうが助かりはしますが、今以上に利用者を増やす&今までの利用者を減らさない為に人口カバー率の数値を上げることは必要なこと。出来ることを急ピッチで進めた努力の結果とも言えます。
まだ不十分とはいえ、利用者の利益になるのは間違いないことなので、今回の進捗については歓迎しています。
ということで終わります。
ではまた。
コメント