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【緊急事態宣言】またまた発令されるってよ話(記者会見冒頭部分のツッコミどころ)

なんとなく時事話
Photo by Timo Volz on Unsplash

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はじめに

どうも。お米です。

また東京で出される緊急事態宣言。

また「自粛」「要請」されることになりそうです。
(そもそも自粛を要請って、日本語として変ですけどね)

しかし、解除されて約3週間でまた発令。しかも前回の解除前に感染者が増加傾向にあった上での解除からの再発令。まぁ予想されていたことでした。

ただ、前回とは大きく違う点が。

期間中にかなり大きな世界的スポーツイベントがあるようです。
(まだやる気なのか。。。)

それに伴い記者会見がありましたので、その内容で気になる部分について書いてみます。

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記者会見であった珍事

2021年7月8日に記者会見がありました。

例によって冒頭は原稿読み上げ、その後記者との一問一答です。今回も更問いなし。

記者との一問一答冒頭に「挙手していない記者が当てられ質問する」という珍事がありました。

この記事では「ヤラセ会見」と揶揄されていますが、まぁわかっていたことではあります。

日本での記者会見は、事前に質問内容の提出が求められているようで(フリーランスは無し)、そもそも誰がどういう順番で質問するかも決まっている、というのは恐らく周知の事実。
(テレビで流す場合には予定調和会見の部分だけ流し、後半フリーランスの質問の時は放送終わってスタジオでのやり取りが流れることを「岩田タイム」なんて言われていました)

海外ではこういう予定調和なものは記者会見とは呼ばないようですが、日本ではまかり通っています。

もうこれは権力者側ではなく、記者クラブ側がそれを良しとしているという、職務怠慢とも言える状況で、これはこれで非常に問題のあることです。それによって政治家の怠慢が生まれていると言えます。
(内村航平さんの「自分が何言っても変わらない」の精神みたいですが、内部での足の引っ張り合い争いもあるようなので、これをすることで得だったり権力者に恩を売っているという輩が内部にいるという疑いを持ってしまいます)

そもそも記者クラブとは、戦時中の大本営発表により権力側に都合のいい情報を流し、戦争を悪化、長引かせた反省から生まれた、権力側に情報を出させるためにまとまろうというコンセプトで始まったものですが、今は権力側にいい様に利用され、それに対して記者側も声を上げないという、当初の理念とは反する生ぬるい関係に成り下がったものです、という話はまた書く機会もあるかもしれませんので、記者会見の内容に戻ります。

記者会見冒頭発言

https://pixabay.com/users/goranmx-168090/

ツッコミどころはたくさんありますが、気になった部分を抜粋します。

高齢者のワクチン接種が70パーセントに達する

「高齢者のワクチン接種が70パーセントに達する」と聞いて「え??」と疑問に思ったんですが、どうやら「1回目」のワクチン接種が70%だということです。

改めてになりますが、「1回目」だけでは不十分、というのは知られているところですので、「ワクチン接種が70パーセント」という言い方は「成果を大きく見せる為の言い方」に聞こえてしまいます。

いくらうまくいっている、なんて強調しても、感染者は減らないしウイルスは忖度してくれません。
(検査数を抑制することで感染者数を少なく見せることはできる)

ちなみにこの後で「既に高齢者の72パーセント、全国民の27パーセントが1回の接種を終えています」との言及があります。最初にも言っておけばいいのに。

先手先手で予防的措置を講ずる

先手先手」じゃなく「後手後手」だから感染が抑えられてないのでは。

症状がある人を検査するだけでは、このウイルスへの対策は不十分であることはわかっています。

たった数週間での再発令が「先手先手」じゃないことを物語っています。

酒類の提供は原則停止

また酒のせい?

飲食店で飲食する=マスクをはずす=だから感染する

というのが、そもそも感染経路が「飲食店」とされている根拠のようですが、感染経路わかっていない場合のが多いし、濃厚接触者の定義がデルタ株により変わりつつあるのに、未だに前の基準のままというお粗末な状況。どこが「先手先手」?

飲食業界の首をまた絞めることになるんですね。

はぁ。

今や世界でも最も速いスピードで接種が行われている

まだ国民全体の接種率が低いのだから当然です。

接種率は最初は高く、高まれば高まるほど鈍化するのが普通です。

そこを誇るのは勝手ですが、そもそも接種の始まりが他国より遅かった理由のが気になります。

一般の国民の皆さんと接触することがないように管理されます

「選手や大会関係者の多くはワクチン接種を済ませており、行動は指定されたホテルと事前に提出された外出先に限定され、一般の国民の皆さんと接触することがないように管理されます」

らしいですよ。では参考の動画貼っておきます。

バブルとは一体。。。

この動画を観る限り、「一般の国民の皆さんと接触することがない」ようにはとても思えません。

そして、海外のメディア関係者の実情です。

こちらの記事を読めば、いかにずさんな水際対策かがわかります。

日本側が用意したアプリがことごとく動作しないとか、問い合わせのメールに返信がないとか、本当に酷いです。

もうすでに都内では来日したと思われる多くの外国人の姿が目撃されているそうです。
(電車やビアガーデンで)

あと「事前に提出された外出先」なら問題ないってどういう理屈なんだろ。

みんなが道よけてくれるの?モーゼ?

緊急事態宣言となれば無観客も辞さない

菅首相は「これまで」も「緊急事態宣言となれば無観客も辞さない」と「申し上げて」いたそうです。

こちらの記事では「大会運営の大幅な見直しを残りわずかな期間で迫られることになります」と書いてありますが、事前に無観客を想定していたら混乱は少ないのでは?

もしかしてNHKの印象操作ですか?それとも実際混乱はある?

歴史に残る大会を実現したい

残るでしょうね。そりゃ。

今のところ好意的な要素は無いと思いますが。

少なくとも開催しても中止にしても歴史には残りますよ。

一旦まとめ

冒頭部分だけでツッコミどころが多いので、続きは次回に書きます。

国会開いて与野党議論して問題点を洗い出していれば、もっとスムーズな大会運営になったんじゃないかなぁ。

あ、これは五輪に限らないことですね。

ということで。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

では。

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