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【衆議院選挙】投票率は高い方がいいのだ!話

なんとなく時事話
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はじめに

どうも。お米です。

衆議院選挙まであと少しです。

与党が勝つのか、それとも野党が勝つのか、勝敗も気になるところですが、私が気になるのは投票率です。

ここのところ、日本で行われている多くの選挙は投票率は非常に低い状態で推移しています。私がどれくらいを低いとか高いとか考えているかにもよりますが、50%ちょっとでは高いとは言えないと思います。

投票率が低いことの何が問題なのかですが、私の考えでは、国民の多くが納得して決めたという感覚が共有されないのが一番問題だと思います。

政治は、関わる関わらない等考える間もなく生活している以上関わってしまっているものです。その上である仕組みについて、どれだけの人間が了承しているのかがわかるのは、選挙が一番わかりやすいです。

自分とは真逆の考えを持つ人が議員になったとしても、高い投票率の中で決まった人なら、多くの方はしぶしぶかもしれませんが納得できるでしょう。合意形成というのは、非常に大事なものです。
(ただ、それが正しいとは限らないのは、歴史が証明しています。)

逆に投票率が低いと、納得度が低い、合意形成の無い状態で色々な物事が決まってしまう。多くの国民にとって不利な物事でも、投票をする一部の偏った意見だけを反映した物事が決まってしまうようなことが起こってしまう可能性が高まってしまうからです。

ここ数年の政治を見れば、すでにそうなっていると感じる方も少なくないと思います。

そんな中、投票率についての記事を見つけましたので紹介していきます。

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「投票率」日本は世界139位

FNNプライムオンラインさんの記事です。

国際的な研究機関である民主主義・選挙支援国際研究所が、世界各国の議会選挙の投票率をランキングしたところ、194の国と地域の中で、日本は139位という結果に。

びっくりするくらい低いです。このような状況で民主主義が機能していると本当に言えるのか疑問です。

そして、記事では特に低い若者の投票率に話が移ります。

若者の投票率が低いと起こることとして、『シルバー民主主義』という言葉が出てきます。

これは、若者の投票率が低いことで、相対的に投票率が高い年齢層、この場合は高齢者の利得が政策に多く反映されてしまう、ということです。これにより若者の「投票しても何も変わらない」という思いが強くなり、より若者の投票率が減ってしまうという悪循環を産みます。

それを止める為にも若者の投票率が増えて欲しいところです。今後この国を支えざるを得ない若者の待遇が厚いほうが、将来への投資という意味においても重要になります。

ただ、若者がこの先を担うというのは当たり前のことではあるので、そこに向けた政策を打ち出す政治家が多く表れてもいいのに、とも思います。

自身の当落にしか頭がない政治家が多いということでしょうか。そして、そんな政治家が多くいるということは、そんな国民が多くいるということを示しています。政治家は国民の鏡、としてみることが出来ます。

期日前投票 前回比156万人増

読売新聞さんの記事です。

今回の衆院選の期日前投票では、『前回2017年衆院選の同時期と比べ、156万2486人増えた』そうです。

不幸にもコロナ禍によって、政治と社会が密接に繋がっていることが多くの方に実感として伝わった結果、だと思いたいところですが、現時点で高くても結果を見るまではどうなのかわかりません。

ただ、投票率が高いことをイイことだと思っている私は、現時点では好意的に捉えています。

投票率が高い=それだけ多くの合意が得られたと考えれば、正しかったとしても間違っていたとしても、しっかり次につなげることが出来る。

まとめ

最初にも書きましたが、投票率が高いからといって結果がすべて正しいとは言えません。

選挙は、国民が政治に触れることが出来る大きな機会ではありますが、それだけが政治に関わる方法ではありません。

とは言え、選挙で自身に与えられている投票の権利を無駄にして欲しくないなと私は考えています。

もし「自分は今に不満がないから」という気持ちで投票に行かないという方がいるとすれば、自分の周りに困った人がいないか(選択的夫婦別姓や同性婚、コロナ禍で十分な補償が受けられずに苦しんでいる人など)、そういう身近な人を助ける為にも投票に行くという選択をしてもらえたらと思います。

ということで終わります。

ではまた。

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