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はじめに
どうも。お米です。
個人的なことですが、私にとって8月6日は大切な日です。
もちろん他にも大切な日はありますが、特別なんですよ。
そしてそんな大切な日は、日本にとっても大切な日です。
いや、世界的にも大切な日。
世界で初めて戦争に原子爆弾が落とされた日です。
そんな、世界で初めて原子爆弾が落とされた広島で、8月6日に平和記念式典が行われました。
そしてずっと疑問に思っている、核兵器禁止条約になぜ日本は署名しないの?というのも書きます。
広島で平和記念式典

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2021年8月6日に広島県中区中島町の平和記念公園で平和記念式典が行われました。
平和記念公園は、当時広島の中心的な繁華街だった場所で、まさに原子爆弾が落とされた場所です。
広島では原子爆弾が落とされた午前8時15分に黙とうが行われます。
この原爆投下により、一瞬にして数十万人の人の命が奪われ、それにより被爆した人は亡くなったり後遺症が残り苦しんだりと、後々まで影響が残ります。
まさにジェノサイド(殺戮)です。
これをされた日本ですので、当然この日は大切な日です。
そこでの内閣総理大臣の言葉、振る舞いは必ず注目されます。
毎年ある首相の演説、当然今年は菅義偉首相が演説を行いました。
菅義偉首相、原稿読み飛ばす

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原稿、読み飛ばしたそうですね。しかも、結構大事な部分です。
「わが国は、核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国であり、『核兵器のない世界』の実現に向けた努力を着実に積み重ねていく」
読み飛ばしてしまったのは「(原稿の)紙がのりでくっついていた」という、嘘みたいな言い訳をしているのにびっくりです。
原稿、読む前に一度も目を通さないのか?通して練習とかしないのか?一度でも練習していれば読み飛ばしたことに気付くのでは?記者会見での読みの’たどたどしさ’もそのせいか?
どちらにしても内閣総理大臣として不甲斐ない。
こちらで全文読めますし動画も見れます。
そして気になる「核兵器禁止条約」に署名しない姿勢。
核兵器禁止条約「署名する考えはない」

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2017年7月7日に国際連合総会で採決され、2021年1月22日に発行された「核兵器禁止条約」。
これが採決された時から日本が署名に加わらないことに私は納得いってないんです。
今回も平和記念式典での広島市長の平和宣言で「日本政府には、被爆者の思いを誠実に受け止めて、一刻も早く核兵器禁止条約の締約国となるとともに、これから開催される第1回締約国会議に参加し、各国の信頼回復と核兵器に頼らない安全保障への道筋を描ける環境を生み出すなど、核保有国と非核保有国の橋渡し役をしっかりと果たしていただきたい」との願いが語られました。
(リンク先で広島市長の平和宣言全文読めます。)
これに対して菅義偉首相は「条約に署名する気はない」と。
なぜ?世界で唯一の戦争で核兵器を落とされた国ですよ?
「日本はアメリカに核兵器で守られているから」とか「同盟国のアメリカが署名しないから」とか、正直知ったこっちゃない。
ニュージーランドのアーダーン首相が核兵器廃絶を訴えています。
なぜ世界で唯一の戦争で核兵器を落とされた国の首相がこれを言えない?
まとめ

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平和とは、願うだけでは叶わないと思います。
出来ることをする。どんなに小さな歩みだとしても進める。
核兵器禁止条約、そこに署名することは、平和への一歩です。
誰がトップとか関係ない。
私は平和を願い続けています。

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ということで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
では。
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