はじめに
どうも。ラジオ大好きなお米です。
2021年5月26日にTBSラジオ「アフター6ジャンクション」内で、BTSの新曲「Butter」の解説を音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんが話していました。
洋楽視点からの曲解説や、今のアメリカでのアジア人が置かれている境遇等を絡めた、スゴイ良い内容でしたので、それについて書いてみます。
音楽コラムとしてたくさんの曲が流れるので、「radiko」のタイムフリーという過去一週間分の放送が無料で聴けるサービスがオススメ。
なんですが、一週間過ぎると聞けなくなるので、解説だけになりますがSpotify等各種ポッドキャストもあります。
Spotify貼っておきます。
BTSとは
BTSは韓国の7人組のヒップホップグループ。
防弾少年団という名で、韓国では「バンタンソニョンダン」と発音され、略して「バンタン」とも呼ばれる。
世界進出に向けて、ローマ字表記「Bangtan Sonyeondan」から「BTS」を用いるようになる。
もっと詳しく知りたい場合はWikipediaへ。こちら。
新曲「Butter」について
2021年5月21日に発売。
前作大ヒットした「Dynamite」に続く全編英語詞
この曲の射程の広さ
放送では、新曲の発表からリリースまでを時系列に語りながら、80’s曲からの引用元はこれなのでは?という高橋芳朗さんの考察により関連曲として多くの曲がかかります。
「Butter」を聴いた後で聴くと、なるほど!となるし、良い曲ばかりなんでそれだけでもかなり楽しめます。
そして洋楽視点からの曲解説後、後半はBTSという存在とアメリカのアジア人を取り巻く情勢について語られます。
高橋芳朗「リリース後のBTSの動画配信で、メンバーのRMが今回のコンセプトカラーが黄色であることに関して、『それは僕たちがアジア人だから』と。『黄色人種だから』と。」
つまり今回の新曲「Butter」には、今アメリカでアジア人に対してのヘイトクライム(憎悪犯罪)が起きており、それに対しての抗議のメッセージが込められているのでは?と。
BTSは、過去にBLM(ブラックライブスマター)への抗議、そしてアジア人へのヘイトクライムに対しての抗議も表明しています。
今回の曲が、そういう曲だというBTS側からの発表はないので断定はできませんが、そう考えるに十分な情報と、BTSの単なる1アーティストを超えた存在感がそう思わせてくれます。
高橋芳朗「BTSがアメリカで活躍して、アメリカの社会にアジア人である自分たちの存在や文化が浸透していけば、それこそ『Butter』のように溶け込んでいけば、それがやがて差別の撤廃だったり異人種間の理解に繋がっていくだろうと思うんですけどね。」
BTSの存在が、そして姿勢が、アジア人差別という問題を打破するきっかけになるのではないか、そしてそんな重たい問題も引き受けてしまえるくらいの存在になってきているのが、曲だけではないBTSの魅力だと語られました。
まとめ
✨月刊ミュージックコメンタリー6月号 https://t.co/6EjSJESTz1 本日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』より。前半の特集はBTSの新曲「Butter」のサウンド解説、後半はおすすめの洋楽新譜を紹介しています。radikoタイムフリー機能でぜひ! #utamaru #BTS #BTS_Butter pic.twitter.com/ytQAGVsF3Z
— 高橋芳朗 (@ysak0406) May 26, 2021
BTSの「Butter」解説以外に、最新の洋楽曲を紹介していて、こちらも最高です。
高橋芳朗さんは、ラジオ番組の選曲や、ポッドキャスト番組、CDや雑誌のアーティストインタビュー等様々なお仕事をしていますし、本も発売されています。
私も何冊か持っています。
高橋芳朗さんのお話にはずれなし!という気持ちです。
改めて貼っておきます。
ということで。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
では!
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