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はじめに
どうも。お米です。
先日終わった東京オリンピック。
まだパラリンピックの開催を控えていますが、現時点では本当に開催されるのかわかっていないのかな?
いずれにしても、オリンピックを感染拡大中に中止しなかったんですから、政府等関係者的にはやらない理由はないでしょう。
そんな中国内で初確認された変異種「ラムダ株」。
しかも発表がだいぶ遅くなったのでは?と言われていますし。
ということで、これについに書きます。
「ラムダ株感染確認」は五輪関係者
7月20日に来日した人から、国内で初めてラムダ株が確認されました。
当初は、ペルーから来た30代女性が空港検閲で陽性確認されたことで、国立感染症研究所で調べたらラムダ株だった、ということでした。
まだわからないことが多いラムダ株ですが、一部では「最狂」「ワクチンが効かない」等、ちらっと言われている内容を確認しただけでもとりあえず注視すべき変異株ではありそうです。
WHO(世界保健機構)では、「注意すべき変異株」として、要観察対象ですし。
ただ日本国内、国立感染症研究所や厚生労働省では「まだ情報が足りない」として「注意すべき変異株」に認定していません。
世界での位置づけやWHOの決定を考えれば、「注意すべき変異株」に認定するのは「最悪の事態を想定する」ことになるので、それが出来ていないのは対応としては後手になると思います。
この決定の遅れは、五輪によって他国から大量の選手を迎え入れる場合の支障を減らす為ではないのかな?
何故発表が遅れた?

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感染確認が7月20日、ラムダ株だという発表が8月6日(広島の平和式典の話題が溢れるであろう日、という見方もできます)。
何故発表までに17日もの期間があったのかについて、最初は「もっと早く問い合わせがあれば答えた」と言われていましたが、この記事では「国立感染症研究所が懸念される変異株に位置付けていないため」と表現が変わっています。
オリンピックの閉幕が8月8日で、今回のラムダ株発表の遅れとの関係を指摘されています。
COVID-19のゲノム(遺伝子)解析にどのくらいの時間がかかるのか調べたんですが、イマイチはっきりとした期間は出てきませんでした。ただ、以下のページを読む限り、COVID-19ではないですが約10時間、と書かれています。(10時間かかった作業が1/5に短縮されるという東大医科研の発表です)
普通に考えれば、空港での検閲で見つかったCOVID-19は早めに解析作業に取り掛かるような気がします。本当に水際対策を徹底する気があれば。
そしてペルーは今、渡航禁止(勧告)とされています。
通常ならば往来は出来ない国です。
オリンピックのような特別な事情が無ければ。
まとめ

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本当はもっと早く発表出来たのでは?という疑問は残ります。
今回は空港検閲で確認されたわけで、これをもって「空港で止めたから国内には入っていない」という意見もあるようです。
ただ空港検閲は今でもPCR検査よりも精度が低いとされる抗原検査が基本のようです。
そして、五輪開催前にウガンダ選手団が来日した時、空港で陽性者が見つかったのに同じ飛行機に乗っていた選手は合宿場所までバスで移動し、その後陽性者が見つかるということがありました。
このことを考えると、本当に国内にラムダ株が入っていないとは言えないのでは?入っていないと考えるのは楽観視しすぎでは?という気持ちになります。
今後国内で渡航歴のない人のラムダ株感染が確認されれば、五輪による変異株の国内流入はほぼ確実なのでは。。。
暗い気持ちになりますが、今後も感染対策をして自分を守ることには変わりありません。
そして、政府には正しい情報を迅速に出していただきたいです。
ということで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
では。
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